ばかの学習帳

(ばかが)学びのアウトプットと文の練習とカタルシスのために

【漫画】インベスターZ1巻 ~お金ってなんだ?~

 僕はここ5年くらい、国内の株式を中心とした投資を続けています。

 目的はいたってシンプルで、「お金を増やしたいから」以外の何物でもありません。

 僕の主な収入といえば、給与収入があるわけですが、何しろ薄給なうえに急激に上がったりするものではありません。そこで、その貴重な少ない給与をいかうまく運用して増やしていくか、そこにかなりの重きを置いています。

 

 投資をしたことも考えたこともない人にとって

「そんなことやっているヤツは怪しい」

とか

「楽してお金儲けをしようとするヤツはけしからん!」

とか

「働いてこつこつ貯めるのが正義」

などと考えている人が圧倒的に多い気がします。

 

でも、ただ黙って給与を銀行に預けているだけでは

なーーーーーんにもなりません!

お金はただ持っていても、貯めていても全く意味がないからです。

僕からしたら、ただ黙って都市銀行の口座にお金を入れておいている人の方が

よっぽどけしからん

と思います。

お金が増えるわけでもなければ(預金の利息など無いに等しい)、世の中の経済も回らない!

 

そもそもお金に対しての考え方なんかは、人それぞれですが

それみんなただ漠然と、幼い頃からの親の教えだったり、習慣だったりが大人になっても離れないだけだと思います。

僕もそうでした。

お金は節約をして、こつこつと大事に貯めることが、まるで日本人の美徳かのように知らずのうちに身についていたような気がします。

 しかし、社会に出てすぐに思いました。

「こんなに一生懸命働いて得たお金を、生活と少しの趣味だけに使い。残りをしまっておくのはもったいない!」と。

 その考えは今でも変わっていませんし、今後も変わらないとおもいます。

 

日本人はお金について考えるきっかけが少なすぎる。

お金の教育を受けない。

 

それが戦後から続く悪習が断ち切れない原因の一つです。

 

 

前置きが長くなりましたが、そんな

「お金のことなんて深く考えたこともない」

人に読んでほしい、きっかけにしてほしい漫画が

 

『インベスターZ』です。

 

 

インベスターZ(1)

インベスターZ(1)

 

 

 

あらすじ

お金って何だ? 創立130年の札幌の超進学校・道塾学園に、トップで合格した財前孝史。入学式翌日に、財前に明かされた学園の秘密。各学年成績トップ6人のみが参加する「投資部」が存在するのだ。彼らの使命は3000億を運用し、8%以上の利回りを生み出すこと。それゆえ日本最高水準の教育設備を誇る道塾学園は学費が無料だった! 「この世で一番エキサイティングなゲーム 人間の血が最も沸き返る究極の勝負…… それは金、投資だよ。」

この作品は、漫画としても十分面白いですが、わかりやすいお金の参考書として有効です。

 もちろん漫画は漫画なので、粗い部分はありますが、そこはファンタジーとして割り切る必要があります。

 主人公は投資についての知識もないまま、投資部に入れられてしまい、半強制的に投資を始めるわけですが、この第1巻では投資と言うよりも、「お金とはなにか」説明にストーリーの大半をつぎ込んでいます。

 そこには普段私たちが使っているお金まつわる様々なハッとさせれる教えがありました。

 一部を紹介します。

 

金ハ人ナリ 人は金ナリ

主人公が開いた先代の投資部員が残した格言集の1ページ目の言葉だ。

食べるためだけに物々交換をして生きていた人間が、お金の誕生によって食料がほしいときに手に入るようになった。それにより生活にゆとりが生まれ、食べること以外も考えるようになった。

つまり、お金によって考える力を獲得し、深く考え知恵を持ち知識を蓄える、生き物の中で人だけが持つ高度な能力を手にした。

お金が人を人にした。人はお金で存在意義を明確にした。

 

お金はコミュニケーションだ

お金は知らない人同士、言葉が通じない人同士を結びつけられる唯一の道具。

お金が生まれる前は、知らない人は全て不信の対象だった。

相手が物を持っていても、無事に交換が成立するまでは疑いと不安がつきまとった。

しかしお金の誕生によって、それは払拭された。

見ず知らずの人間でも、あったその場で信用しあえる状況を作った。

お金で人は信頼しあえるようになった。

それにより、人は繋がりあって豊かな社会へ発展させた。

つまり、お金とは心と心をつなぐコミュニケーションだ。

 

架空の富を築き続ける人類

硬貨の流通が激増したローマ帝国は、経済発展に合わせて様々なコインを乱発。

資金繰りが追いつかず、ついに銀貨の純度を下げる禁じてをつかった。

こうして社会は、硬貨そのものの価値以外に、存在していない価値を信用する時代に突入した。

大航海時代になると、大量の人とモノが動き、世界経済は膨張。人類初の世界通貨ペソも供給が追いつかなくなる。

そこで誕生したのが紙幣だ。紙幣は意外とはやく社会に溶け込んだ。

 

銀行トハ体裁ノ良ヒ金貸シ

紙幣が流通し、やがて、金融のシステムが整備される。

金融のシステム自体は大航海時代からあった。航海に危険はつきもので、難破して1人が大損するリスクを避けるために資金を出し合い、リターン分配したことから始まる。

1602年、世界初の株式会社が設立されたことにより、投資は事業となり、金融が市場化する。

これを強力に後押ししたのが銀行だ。

ちなみ銀行とは、イタリア語で肘掛けイスをさし、「座っているだけで儲かる」という意味だ。

なぜ銀行はそんな儲かるのか、それは金を貸しているから。

投資のため金を貸し、借用書をもらう。そして銀行はその借用書の価値を担保にして金を発行する。元金から何倍もの金を生み出し、さらに金を貸す。

こうして銀行は現在まで続く、金が金を生み出すシステムを構築した。

 

 

 

こうしてお金の歴史を学んだ主人公は、まずは株から投資を始めるのですが…

続きは第2巻です。

 

学校ではなかなか教えてくれないお金のことは、社会の仕組みを知る上でも絶対に重要なことだと思います。

別に投資なんかやらないよー!という人こそ触れてほしい作品です。

 

ちなみに既刊15巻で、大人気連載中なので、Kindleで読んでまた実践的なことも踏まえて紹介したいと思います。

10巻くらいまでは読んでいますが、これからの話の方が

学校では習わなかった、お金についての役立つワードが多く出てきますよ。